[Market Eye]Stocks: The Nikkei Stock Average in the latter half of the day has narrowed its rise, and the US index has no sense of direction | Reuters
[東京 15日 ロイター] – <14:01> 後場の日経平均は上げ幅縮小、米指標控え方向感欠く 後場に入り日経平均は上げ幅を縮小している。後場に入り保険業が上げ幅を縮めてお り、前引けより30円ほど高い2万7200円台半ばで推移している。 市場では、「今晩は2月の米小売売上高が発表されるほか、来週には米連邦公開市場 委員会(FOMC)を控えているため方向感は出にくい」(国内証券のストラテジスト) との声が聞かれた。 個別では、指数寄与度の高いソフトバンクグループやファーストリテイリン グが引き続き軟調。アドバンテストや東京エレクトロンなどの 半導体関連銘柄は底堅い。 <11:48> 前場の日経平均は4日ぶり反発、米銀破綻受けた懸念が緩和 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比75円97銭高の2万7298円01 銭と、4日ぶりに反発した。米銀の経営破綻による影響や米インフレへの過度な警戒感が 和らぎ、幅広い銘柄が買われた。ただ、市場の警戒感は払拭されたわけではなく、買い一 巡後は戻り待ちの売りが上値を抑えた。 日経平均は約200円高で寄り付いた。3日間で約1400円下落し、自律反発を期 待した買いが相場を押し上げた。前日まで下げがきつかった銀行株や保険株、鉄鋼株など が堅調。米ハイテク株高となる中、半導体関連や電子部品は総じてプラスだった。一方、 前日に買われた鉄道株は売られた。 指数の戻りの鈍さも意識された。寄り付き後は徐々に水準を切り下げて一時、小幅な がらマイナスに転じる場面もあった。市場では「霧が晴れたわけではない。グローバル景 気への見方は強気と弱気が揺れ動く状況が続きそうだ」(りそなアセットマネジメントの 戸田浩司ファンドマネージャー)との声が聞かれた。 TOPIXは0.93%高の1965.60ポイントで午前の取引を終了した。東証 プライム市場の売買代金は1兆4992億9100万円だった。東証33業種では、値上 がりは銀行業や保険業、鉄鋼など30業種で、値下がりは陸運業とゴム製品、鉱業の3業 種だった。 三菱UFJ FGや東京海上HLDGが大幅高。神戸製鋼所はしっかりだった。一方、京王電鉄は軟調。ソフトバンクグループと ファーストリテイリングは下落し、2銘柄で指数を約45円押し下げた。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1579銘柄(86%)、値下がりは22 7銘柄(12%)、変わらずは30銘柄(1%)だった。 <10:23> 日経平均は一時マイナス、金融株の反発は支えでも警戒感くすぶる 日経平均は上げ幅を縮小し、小幅なマイナスに一時転じた。寄り付き後に200円超 高に上昇した後、徐々に水準を切り下げた。 前日まで3日続落していた銀行株や保険株といった金融株の反発が相場を支えている 。市場では「いったんは落ち着いたようだが、戻りは迫力を欠いている」(国内証券のス トラテジスト)との声が出ている。 業種別の銀行業は、前日までの3日間で約16%下落したが、きょうの反 発は前日比3%超の上昇にとどまり「米銀破綻の影響への警戒感は、まだくすぶっている 」(別の国内証券のストラテジスト)との受け止めが聞かれる。 一方、ファーストリテイリングやソフトバンクグループの下落が指 数の重しになっている。2銘柄で約50円、指数を押し下げている。東証33業種では、 値上がりは保険業や銀行業、鉄鋼など30業種で、値下がりは陸運業やゴム製品、鉱業の 3業種となっている。 <09:05> 日経平均は反発で寄り付く、米銀破綻影響への過度な懸念が緩和 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比199円62銭高の2万7421 円66銭と、反発してスタートした。米国市場でシリコンバレー銀行などの経営破綻によ る金融システム懸念が緩和したほか、米消費者物価指数(CPI)の発表を経てインフレ への過度な警戒感が和らぎ株高となったことを好感する動きが先行した。 金融株を買い戻す動きが広がっており、三菱UFJフィナンシャル・グループは買い気配、第一生命ホールディングスは堅調となっている。 主力株はトヨタ自動車やソニーグループが小高い。半導体関連は東 京エレクトロンが堅調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小 安い一方、ソフトバンクグループは小高い。リクルートHLDGは横ば いとなっている。 … Read more